今年で、１５回目を迎える<<元祖　投げ銭コンサート>>は、この時期としては珍しく、まだ咲きそろわぬ白つづじ公園で行われました。

　<<投げ銭コンサート>>というのは、この白つつじ祭りで多くの人が、行き交う中で行われます。

　出演者は、私たち影法師がホストですが、その他の方たちは一般公募で募集され、そしてジャンルは全く問いません。ただし、出演のためのギャラは一切無いのが特徴？です。

　それでは、ギャラはどのするか？　　それは、自分の芸(私たちの場合は、歌と話芸？)で行き交う人の脚を止め、なおかつ立ち止まったギャラリーを、感激させる事によって得られる「投げ銭」で得るというのが、唯一のルールであります。

　すなわち、ギャラリーを集めることが出来、なおかつそのギャラリーをどれほど感動させられる技術(ウデ前)が有るか・無いか、で、お金を集められるかどうかが決まるという、ストリートバトル(^_^;)で、あります。

　歌がいくら巧くても、なかなか歌声だけでは人垣は作れません。そうそう、都会のストリートミュージシャンと呼ばれる人たち？の様に、「タダ」歌っているだけでは、人の脚は止まらないのでありますね。

　さて、どうやって人々を呼び込むか？　ジャンルを問わず人前で何かをしよう・・・と、する人たちにとってこの「投げ銭コンサート」は、とっても大切な何かを教えてくれるチャンス。そしてその道、最強と呼ばれるのが「大道芸」であり、その世界では、「子供」と「猿」が最強とよく言われます。